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腹臥位屈曲抵抗テスト|SLAP病変

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仰臥位屈曲抵抗テスト
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仰臥位屈曲抵抗テスト|SLAP病変|肩関節評価

2017年にGismervikらは、SLAP病変に対する肩関節検査の厳密なメタ分析を行い、Compression-Rotation Testが感度43%、特異度89%と最も正確な検査であることを明らかにした。 このテストはSLAP病変を除外するにはまだ弱いが、SLAP断裂を確認するには中程度の臨床的価値がある。

仰臥位屈曲抵抗試験は、患者を仰臥位にして行う。 患者には、手のひらを上に向け、腕を頭の上に完全に上げて休んでもらう。 検査者は検査する肩の上に立ち、患者の腕を肘のすぐ遠位でつかむ。 次に、投球動作をシミュレートするように、患者に腕の前屈を行ってもらう。

このテストは、抵抗運動中に肩関節の深部または関節線に沿って肩背側に痛みが誘発された場合のみ陽性とみなされる。 患っていない肩にテストを実施しても、痛みは誘発されないはずである。

Ebingerらによる研究では、このように書かれている。 腹臥位屈曲抵抗テストは、O'BrienとSpeedのテストよりも特異度が高く、腱板病変を伴わない肩関節愁訴と孤立性SLAP病変を有する患者群では感度が高かった。 なぜなら、部分的な肩こりを持つ患者は、被膜の癒着の結果、完全屈曲の検査位置に到達しようとするだけで痛みを感じるからである。

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