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スムース・パシュート・ネック・トーション・テスト(SPNT)|めまい評価
頸部のねじれは、外傷性頸部痛が持続する患者において、頸部求心性入力の異常により、より大きな姿勢障害を引き起こす可能性がある。 スムース・パシュート・ネック・トーション・テスト(Smooth pursuit neck torsion test、略称SPNT)は、眼球運動と姿勢安定性の障害の有無を判定するのに役立つ。 特に静的・動的な頭頸部の位置のコントロールに必要な固有受容機能をテストすると考えられている。
Tjell et al. (1998)は、めまいを伴う外傷性頚部痛患者群において、めまい、中枢神経系所見、メニエール病、健常者の混合群と比較して、感度90%、特異度91%を示した。 頸性めまいの診断精度は高いと思われるが、この検査を評価した研究は今のところこれだけである。 このため、実際の臨床的価値は中程度とした。
SPNTを行うには、患者は動くスツールの上に座った姿勢をとる。 患者の頭部は水平に保たれ、患者の椅子を回転させることで頭部の回転が最大45°まで導入される。 セラピストは患者の頭を安定させたまま、左右水平方向にゆっくり動く標的を目でなぞるように指示する。 このテストは、胴体をニュートラルにした状態、胴体を右に向けた状態、胴体を左側に向けた状態で行われる。 このテストが臨床の場で陽性となるのは、捻転位でめまいが中立位より再現される場合である。 実験室では、特別な器具を用いなければ測定できないが、結果測定は修正サッケードの速度であることに注意すること。
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Smooth Pursuit Neck Torsion Testの次に、めまいの検査では以下の評価を行う:
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