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ハーバード・ステップ・テスト|最大有酸素運動能力/VO2max計算
最大有酸素容量はVO2maxとも呼ばれ、運動中の酸素消費量の最大値であり、1分あたりのリットル数で表される。 有酸素運動能力は体力の良い指標であり、その低下は病気の最初の兆候となりうる。 理想的には、非常に高価な装置を使って研究室で測定されるが、非常に複雑なプロセスであるため、実際にはほとんど適用されない。
ハーバード・ステップ・テストは、亜最大心拍数とVo2 Maxを相関させる。
例えば、ステーショナリー・バイクを利用できない場合は、アストランド・バイク・テストよりもハーバード・ステップ・テストを選んだ方がいいかもしれない。
実行
この検査には、体重計、身長30cmと40cmの段差、メトロノーム、ストップウォッチ、患者の体重と安静時心拍数を記録する心拍モニターが必要である。 女性は30センチのハイ・ステップ、男性は40センチのハイ・ステップを使用する。
1. 患者の体重と安静時心拍数を記録する。
2. メトロノームを毎分45拍の周波数でスタートさせる。 患者は1回目のカウントでステップアップし、2回目のカウントでステップダウンする。
3. ストップウォッチをスタートさせ、女性に40cm、女性に30cmの高さの箱を踏んでもらう。
4. 患者の心拍数を毎分計6分間記録する。
5. 6分経過後、患者は短時間のクールダウンを行うことができる。
成果計算
1. 5分目と6分目の平均心拍数を計算する2。 このHR平均値と患者の体重をノモグラムの直線で結ぶ。

3. 予測VO2maxは、引いた線との交点を見て、真ん中の目盛りから読み取る。
4. 結果は、以下に示す年齢係数を乗じて調整する:
患者が17歳未満または35歳以上の場合は、VO2maxに補正係数を適用しなければならないので、VO2maxにこの係数をかけることになる:
5. 自分の結果(年齢で補正)を以下の標準値と比較する:
女性
男性
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シコノルフィら (1985)の報告によると、ステップテストでは、自転車エルゴメーターテストよりも約10%高いVO2max値が示されている。 彼らの研究では、ステップテスト中のVO2maxは、直接測定したVO2maxよりも12%高かった。
サブマキシマル・テストを使ってVO2maxを計算するもう一つの方法は、アストランド・バイク・テストである。
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