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肩甲上腕関節内旋欠損(GIRD)評価

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肩甲上腕骨内旋欠損
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肩甲上腕関節内旋欠損(GIRD)評価

肩甲上腕骨内旋欠損症、略称GIRDは肩関節インピンジメントの原因となりうる。 GIRDは、頻繁な投球による慢性的な過負荷により、肩後部の構造がスポーツ特異的に適応したものである。 その適応については3つの説がある:

  • 1つ目は後方包帯の拘縮を想定しており、これに伴って外旋筋が伸びることがある。
  • 理論2は、GIRDはオーバーヘッド投球の初期に始まる骨適応として発達するという。
  •  第3の仮説は、頻繁な偏心負荷による外旋筋の肥大を想定している。

GIRDを評価するには、仰臥位で腕を90°外転させた状態で内旋をチェックする。 肩の可動域評価には、最も信頼性の高いデジタル傾斜計を使用することができる。 そこで、患者を仰臥位で寝かせ、腕を90°まで外転させ、片手の親指で烏口突起を触診し、肩甲骨の動きを確認する。

内旋の左右差が10°を超えると、GIRDの陽性徴候とみなされる。しかし、内旋の左右差10°以上だけでGIRDと診断できるほど単純ではない。 さらに興味深いのは、外旋から内旋までの全可動域を見ることだ。 このTROMは一般的に135~180°の間で変化し、左右の差は10°以内である。

内旋に10度以上の左右差があっても、両肩のTROMは同じで、内旋が少ない側は外旋が増加している。

そこで、GIRDを診断するには、両肩の内旋と外旋の可動域の合計を評価し、10°以上の差があるかどうかを確認する。

 

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