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ADDテスト/ADD-Rテスト|臀部腱症(GTPS)
大臀筋腱症は、大転子痛症候群(Great trochanteric pain syndrome、GTPS)と呼ばれ、股関節外側部痛の鑑別診断に含まれる。
グリマルディら (2016)は、臀部腱症を示すMRI所見と対比したさまざまな診断テストについて、診断精度の研究を行った。 アダクション・テストの感度は20%、特異度は86.7%であった。 抵抗性等尺性外転を加えると、感度は38%、特異度は93.3%に上昇した。このテストは病態を除外する能力が限られており、このテストを調査した最初の研究であるため、臨床的価値は中程度とした。
テストを実施するために、患者はベンチに対角線上に横臥し、股関節と膝関節を80~90度に屈曲させた状態で、障害のない側を向く。
膝を伸ばした患脚を、脚が体幹と一直線になるようにニュートラルな姿勢で支える。 前上腸骨棘は治療台に対して垂直である。 骨盤を安定させながら、オーバープレッシャーで脚を股関節内転端に動かす。 その後、抵抗に抗して等尺性股関節外転を行う。 このポジションでは、中殿筋と小殿筋の腱に受動的・能動的な引張・圧縮負荷が加わる。 陽性とは、大転子部位の股関節外側痛がNPRSで2/10以上再現されることである。
臨床現場で最も有用な整形外科検査21項目
臀部腱症を評価する整形外科的検査としては、他に以下のようなものがある:
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